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2022年4月19日

PDCAサイクル、OODAループを上手に使い分けよう!


こんにちは。ISO事務局でございます。
朝晩の気温差がすごくて日々着るものに困っています…。みんな何を着ているのか気になるので出かける前はスクランブル交差点の定点カメラを見てから服を選んでます。意外と便利ですよ!
先日、お散歩しながらお花見をしてきました。桜を見ただけですが春っぽいことした気分になるので、この時期はお散歩が好きです!そしてお散歩後にお酒を飲めば完璧です!(笑) 自分ではなかなか買わないそら豆を買って帰ってさらに春を感じながらお酒を飲む!!充実した休日を過ごせました。


ISO9001やISO14001ではPDCAサイクルがとても重要になりますが、似ているものでOODAループ(ウーダループ)というものがあります。違いについて知らない方も多いのではないのでしょうか。


【OODAループ】
・Observe「観察」…観察して現状を認識する。
周りの状況、新しい技術、社内環境など色々な状況や変化を確認する。

・Orient「状況判断」…観察結果を元に状況判断する。
観察して得たデータから、次のDecide(意思決定)に必要なものを選ぶ。

・Decide「意思決定」…具体的な対策や方法を決定する。
判断材料の不足があれば観察(Observe)に戻って確認する。

・Act「実行」…決定したことを実行する。
実行後は再びObserve(観察)、または必要に応じて前の段階に戻り、修正点があれば修正する。

PDCAサイクルでは計画→実行→評価→改善の流れで行いますが、OODAループでは途中で前の段階に戻って再度やり直すことができるので、状況に合わせて臨機応変に行動することができます。慣れるまでは状況確認やどこを修正するか等の見極めが難しいかと思いますが、短期間で結果が得られるので、早急に対応しなくてはいけない仕事や新しい業務等に適しています。
PDCAサイクルは計画を立ててから実行するので、主に今行っている仕事の確認や改善に有効です。両方ともメリットがあるので場面に応じてPDCAサイクルとOODAループを使い分けながら業務に取り入れることでより効率的に仕事が進むようにしましょう。

2022年3月30日

8.2緊急事態への準備及び対応(ISO14001)


こんにちは。ISO事務局でございます。
最近、大きな地震があったり、電力不足で停電が起きたりと予想外の事態が立て続けに発生したこともあり、防災についての情報を目にすることが多くなりました。地震が起きた時は非難の時の注意点や役に立つ持ち物、電力が足りない時には効果的な節電方法がSNS等でたくさん拡散されていて、その時に必要な新しい情報をすぐに知ることができるのはとても便利だなぁと改めて感じました。近年はSNSでのトラブルも多く使い方には注意しなくてはいけませんが、利点もたくさんあるので上手に活用していきたいと思います!

ISO14001では「8.2緊急事態への準備及び対応」があります。
環境に影響を与える可能性のある潜在的な緊急事態及び事故を特定し対応手順を決めておくことが求められています。
例えば火災、地震、爆発などだけでなく可燃性液体や圧縮ガスの漏洩、流出による大気、水質、土壌汚染などの緊急事態も想定して対応を事前に検討しなくてはいけません。
もし緊急事態・事故が起きてしまっても被害を最小限に抑えて拡大を防ぐ為に、従業員へ緊急時の対応についての情報提供や避難訓練を行って実際にどのように動けばよいかシュミレーションしたり、定期的に防災システムの動作確認、作業工程のチェックをしてスムーズに対応できるような準備を行うことも大切です。また、何が原因で起きたのか特定することも重要なので、特定手順も必要になります。
緊急事態が起きた後も、現状の対応手順で問題がなかったか、改善点はなかったかを確認して対応手順をアップデートしてより良い対応手順になるようにしましょう。

近年は今まででは予想できないような自然災害も多くあり、色々な可能性を考えた対策が求められています。全ての事故や緊急事態をカバーすることは難しいかもしれないですが、対応手順があることで落ち着いて行動できたり、その時々に合わせて応用することでスムーズに対処できると良いのではないのでしょうか。

2022年3月10日

チェックリストの作成(ISO9001、ISO14001)


こんにちは。ISO事務局でございます。
会社に行く前にコーヒーを買ってから行こうと思いメニューを見たら新商品の桜味のカフェラテ、カップも桜の絵が描いてあるのを見つけてそろそろ春が来るなぁと感じました。そしてここ数日で暖かい日も多くなり春っぽくなっているおかげで花粉症の症状も出てきたので薬を買わなくては…。昨年はテレワークが多かったせいか花粉症が少し楽だったような気がするので、今年も軽い症状で済むように花粉情報はしっかりチェックして快適な春を過ごせるよう頑張ります!

先日友達が、今年は税金関係で書類を提出しなくてはいけなくて大変という話をしていました。わからないところが結構あり窓口で色々聞かなくてはいけないから質問をたくさんメモして準備万端な状態で聞きに行ったらしいです。私もですが質問が多いといざ聞くときに何を聞くか忘れたりしちゃうので、事前にまとめておいた方が当日スムーズに進めることができます。

ISO内部監査も当日になって行き当たりばったりで進めてしまうと、確認し忘れたり質問を考えることで時間がかかってしまったりと効率が悪くなります。 内部監査の事前準備として監査中に確認することをチェックリストとしてまとめておくことが大切です。
・確認する事項として監査基準等を書き出す。
・監査基準と対比する監査証拠は何かを確認しておく。

チェックリストを作成しておくことで監査項目の漏れを防止できるだけでなく、誰でも同じ質問ができて計画的な監査が実施できます。監査項目について、事前に確認や検証できることも効率的な内部監査につながります。
しかし、チェックリストに頼りすぎてしますとチェックリストにない事を確認しなかったり、監査する側が質問の内容を理解しないまま質問していたり、毎回同じような内容の内部監査になってしまいます。
事前の念入りな準備も必要ですが、その場で臨機応変に対応して監査を行うことで会社をより良くするための意味のある活動になるようにしましょう!

2022年2月22日

リスクアセスメントについて(ISO27001)


こんにちは。ISO事務局でございます。

今月はオリンピックが盛り上がってましたね!たくさんウィンタースポーツを見ることができとても楽しかったです。特にスノーボードはニュースでもたくさん取り上げられていて印象的でした。友達がオリンピックを見てスノーボードがカッコイイからやってみたいと言っていたので、もしかしたら今度雪山に一緒に行くかもしれません。友達が数年後はスノーボードでジャンプできるようになっているのを期待しています!(笑)


引き続きまん延防止等重点措置により在宅勤務が続いている企業も多いかと思いますが、情報管理の面で社外に持ち出しができないものがありどうしても会社に出勤しなくてはいけないという事もあるかと思います。近年色々なものがデータで管理されるようになり、ISO27001を取得している企業はもちろんですが、取得していない企業も今まで以上に情報の管理の仕方には気を付けなくてはいけません。
ISO9001、ISO14001でもよく耳にしますが、特にISO27001ではリスクアセスメントが大切になります。
リスクアセスメントとは業務の中で有害なものや危険なものなどリスクがあるか見つけて管理する一連の流れをいいます。業務を続けていく中で新たなリスクが発生することもあるので頻繁に確認することが大切です。

リスクアセスメントで重要になるのが「リスク特定」「リスク分析」「リスク評価」です。

リスク特定…リスクを発見するプロセス
リスク分析…リスクレベルを決定するプロセス
リスク評価…リスク分析の結果をリスク基準と比較するプロセス

リスクを把握するだけではなく、リスク特定をしてその結果から改善点を見つけて対策をしなくては大きな事件や事故につながる可能性があります。
そのためにもリスクについて見直しを行い、企業の情報の扱い方を改めて確認することも必要かと思います。業務を行う中で発生した変更点などでリスクも変わってくるかと思うので定期的にリスクの確認、管理をしましょう。

2022年2月10日

プラスチック資源循環促進法の施行について


こんにちは。ISO事務局でございます。

2月3日は節分ということで恵方巻を買おうと思ったのですが、手巻き寿司が食べたくなったので勝手に手巻き寿司に変更してしまいました。良いのか悪いのかは分かりませんが…。豆まきは昔から掃除が大変だからという理由で、おつまみ用の小袋に入っている豆を袋ごと投げていたので、おつまみ用の豆に加えて今回は枝豆のスナック菓子も袋ごと投げておきました!これで今年も元気に過ごせるはずです!!

2022年4月から「プラスチック資源循環促進法」が施行されますが、企業側も消費者側もどのような影響があるか等ご存じでしょうか。この法律はプラスチック製品全般を対象とした、プラスチックごみの削減やリサイクルの強化が目的です。使い捨てのプラスチック製品を大量に使用している企業等は、今後はできるだけプラスチック製品の提供を削減するようにしなくてはいけません。
コンビニやスーパーでお弁当を買った時に付いてくるスプーンやフォーク、ホテルや旅館に宿泊した際の歯ブラシやクシなども含まれます。
「プラスチック資源循環促進法」では、以前にブログでも話題に出したことがある「3R」に加えて「Renewable」という概念が新たに導入されることとなりました。

『3R』
Reduce (リデュース):廃棄物の発生抑制
Reuse (リユース):再使用
Recycle (リサイクル):再資源化

『Renewable(リニューアブル)』再生可能な資源に置き換える

お弁当を買う際は、スプーンやフォークを自分で用意しなくてはいけない、ホテルを利用する際も歯ブラシやカミソリ等を自分で持っていく等、消費者も対応しなくてはいけなくなりそうですね。
今のところは対策しない企業に対しての罰則等はないようですが、消費者側も環境に良いものを選ぶ傾向にあるので、今後プラスチック製品の削減を行う企業が増えていくのではないでしょうか。
特にISO14001を取得している企業では対策を検討中という企業も多いかと思います。大幅な変更となり大変だと思いますが、環境問題に対応しつつ社内での課題についても見直すことで継続的改善につなげていきましょう!

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