2022年3月30日

8.2緊急事態への準備及び対応(ISO14001)


こんにちは。ISO事務局でございます。
最近、大きな地震があったり、電力不足で停電が起きたりと予想外の事態が立て続けに発生したこともあり、防災についての情報を目にすることが多くなりました。地震が起きた時は非難の時の注意点や役に立つ持ち物、電力が足りない時には効果的な節電方法がSNS等でたくさん拡散されていて、その時に必要な新しい情報をすぐに知ることができるのはとても便利だなぁと改めて感じました。近年はSNSでのトラブルも多く使い方には注意しなくてはいけませんが、利点もたくさんあるので上手に活用していきたいと思います!

ISO14001では「8.2緊急事態への準備及び対応」があります。
環境に影響を与える可能性のある潜在的な緊急事態及び事故を特定し対応手順を決めておくことが求められています。
例えば火災、地震、爆発などだけでなく可燃性液体や圧縮ガスの漏洩、流出による大気、水質、土壌汚染などの緊急事態も想定して対応を事前に検討しなくてはいけません。
もし緊急事態・事故が起きてしまっても被害を最小限に抑えて拡大を防ぐ為に、従業員へ緊急時の対応についての情報提供や避難訓練を行って実際にどのように動けばよいかシュミレーションしたり、定期的に防災システムの動作確認、作業工程のチェックをしてスムーズに対応できるような準備を行うことも大切です。また、何が原因で起きたのか特定することも重要なので、特定手順も必要になります。
緊急事態が起きた後も、現状の対応手順で問題がなかったか、改善点はなかったかを確認して対応手順をアップデートしてより良い対応手順になるようにしましょう。

近年は今まででは予想できないような自然災害も多くあり、色々な可能性を考えた対策が求められています。全ての事故や緊急事態をカバーすることは難しいかもしれないですが、対応手順があることで落ち着いて行動できたり、その時々に合わせて応用することでスムーズに対処できると良いのではないのでしょうか。

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