ブログ

2023年3月8日

作業内容のチェック(9.パフォーマンス評価)


こんにちは。ISO事務局でございます。
3月に入ってから少し気温が高くなってきて昼間なら外を歩くのが気持ちよくなってきました。スーパーでも春が旬の食べ物を見かけるようになりました。桜の開花情報を見ると昨年より少し開花が早いらしいので早急にお花見の予定を立てようと思います。そして毎年恒例の花粉症も症状が出てきたので薬を準備して、ベストコンディションでお花見ができるように頑張ります!!

ISOで重要になるのがPDCAですが、計画する段階のPlan(計画)とDo(実行)は実施されているのにCheck(評価)、Action(改善)が後回しにされているという事が意外とあります。Check(評価)にあたる「9.パフォーマンス評価」達成度が判定可能な結果のことで、計画した作業が正しく行えているかの確認や改善点を見つけるために欠かせないので注意して行いましょう。
ISO9001の場合は製品などの品質や顧客満足度が設定した基準を満たしているか等、ISO14001の場合は設定した環境目標を達成しているか等を確認する必要があります。
確認する際に測定機器を使用する場合は測定機器が正常に動作するか、確認する人は力量があるか等もパフォーマンス評価に含まれるので見逃しがちな部分ではありますが細かい所もチェックしていきましょう。
決まった作業を手順通り行い、記録を残す必要があるものについては記録が残っているか等を内部監査でチェックされることがあると思いますが、やらなくてはいけないことを行えているかだけでなく不要な作業工程が見つかることもあると思います。いつも行っている事だから気が付かなかったが他の人から見ると不要と思うような作業が見つかるかもしれません。Check(評価)することで次の改善点を見つけられるので業務を行う人や責任者や内部監査(他者)と色々な観点で作業工程を確認することができたらいいですね。
いつもの作業をただこなすだけでなくどのような効果、意味があって行っているのかを考えて作業するとチェックするポイントが見つけやすくなりより効率的な作業工程になるのではないでしょうか。

2023年2月16日

監査でのコミュニケーション能力



こんにちは。ISO事務局でございます。
3月13日からはマスクの着用が個人の判断になるみたいですね。マスクをしていると化粧をさぼってもばれないので私はマスク大歓迎なのですが…(笑) 以前よりマスクを外す機会も増えてくるのかなぁと思うとそろそろちゃんと化粧しなくてはと焦りを感じ始めたので、新しく化粧品等を調達して3月までに躊躇なくマスクが外せるように頑張りたいと思います!!


ISO内部監査員になるにあたりISOについてや自社の業務について等の色々な知識が必要にはなりますが、それ以外にコミュニケーション能力も必要になります。
内部監査を行う際に被監査側に質問すると思いますが、質問するには現在どのように業務を行っているか『聞く力』、聞いたことをふまえて更に掘り下げる『質問する力』も大切になるので、これらをスムーズに行うためにもコミュニケーション能力は欠かせません。YesかNoかで答えられる質問ではなく「~について教えてください」というような被監査側が業務について説明する質問にすると、色々な情報が引き出せて追加で掘り下げた質問もしやすくなります。
簡単そうに思えるかもしれませんが今まで接点のない部署の監査や、話したことのない人相手に監査すると焦ってしまい用意してきた質問以外のことが聞けずに終わるという可能性もあります。会話していく中で気になった点を上手にピックアップして聞くことができると良いですね。
現状できていないことを見つけることも必要ですが、今まで気が付かなかった改善点や改善方法のヒントを見つけることを目標にして、悪いところを見つけることが目的となってしまわないようにすると被監査側にとってもプラスとなる監査になるのではないでしょうか。
私もコミュニケーション能力はあまり自信がなく監査員になったらとても不安に感じると思うので、日々の業務や日常生活でも誰とでもスムーズに話せるように意識して会話しようと思います!

3月の「ISO9001 内部監査員研修」で満席となっている日程があります!たくさんのお申込みいただき誠にありがとうございます! 残席わずかとなっている日程もありますので受講を予定している方はお早めにお申込みください!!
●お申込みはこちらから
→ https://hp-eigyo.com/




2023年1月31日

環境マネジメントシステムについて



こんにちは。ISO事務局でございます。
先日親戚の子が遊びに来ていて、ディズニーランドでぬいぐるみを買ったと嬉しそうに見せてくれたのですが見知らぬキャラクターが…。最近ディズニーの映画も見ていなかったしディズニーランドにも全然行っていなかったので新キャラがたくさんいて驚きました。話を聞いていたら私も行きたくなったので予習して数年ぶりに遊びに行こうと思います!

年末年始に録画していたお笑い番組を見ていた時、コントの中にも「SDGs」の単語が出てきて、少し前までは聞いたことがある程度の人も多かったと思いますが今では老若男女問わずみんなが知っているものになっているんだなと感じました。持続可能な開発目標を実現するにあたりISO14001を活用する組織も多くなってきているようです。

ISO 14001とは、環境マネジメントシステム(EMS: Environmental Management Systems)に関する要求事項が定められている国際規格のことです。ISO14001を取得している組織は環境保全活動を行っているという事になります。
組織で環境保全や汚染の予防をどのように行っていくか目標を設定し、その目標達成に向けて計画、体制、プロセス等を決定、実行することが求められており、
提供している製品やサービスのニーズとバランスをとりながら行うことが大切です。大気、土壌、水質、森林、動植物等の様々な環境問題があり、全ての環境問題に対応することは難しいですが色んな角度から有害な環境影響を減らせるような目標設定ができると良いですね。
SDGsでは環境問題だけではなく貧困や食に関しての項目もあり、ISO14001以外でもISOと関連付けて取り組めることがあると思います。現在取得しているISOの規格でSDGsについても取り組める項目があれば対応できるようマネジメントシステムをアップデートしてみてはいかがでしょうか。

2023年1月10日

製品のニーズの把握(4.2 利害関係者のニーズ及び期待の理解)


こんにちは。ISO事務局でございます。
明けましておめでとうございます。
本年もアクイルをどうぞよろしくお願い致します。

今回の年末年始は行動規制もなかったので久しぶりに実家でお正月を過ごせたという方も多いみたいですね。私も実家に帰っていつも以上にゴロゴロして過ごしました。今年は箱根駅伝の沿道での応援も規制がなかったようでTVで見ていても応援の人がいるのといないのとではだいぶ盛り上がりが違うなぁと思いました。少しですがコロナ前の生活が感じられて良いお正月休みが過ごせました!

最近バラエティ番組で便利グッズを紹介するコーナーが好きでよく見ているのですが、自立するホウキとチリトリ等ほんの少し不便だと感じる部分が解消されたグッズがたくさんあって見ていて私も欲しくなります。開発担当の方も実際に使用するお客さんから要望、不便な部分を聞いて商品を作っているそうです。
ISO9001でも製品やサービス等を使用する人のニーズを把握が重要になります。

『4.2 利害関係者のニーズ及び期待の理解』・・・顧客などからの要望やニーズを明確にする。

製品やサービスの品質、性能、価格、安全性、納期等いろいろな要望がありますが使用する人が何を求めているのか調査して商品に反映できるようにしましょう。これらのニーズについて管理者が理解しているか、どのように対応しているかというのもISOでは監査のポイントになるので企業全体で情報共有できるようにすることも大事です。
また、お客さんだけでなく製造者側のニーズというのも出てきます。商品を作る上で作業環境の要望や作業によって必要な能力も変わってくるので、社内のニーズも調査が必要になります。消費者、製造者の両方の要望全てを反映させるというのは難しいかもしれませんが可能な範囲で対応できると良いですね。
より良いサービス、製品の製造だけでなく効率の良い作業工程にするためにも、商品に関わる色々な人の意見を聞けるような仕組みを作っていきましょう。

2022年12月9日

情報収集でPDCAをより効果的にしよう!



こんにちは。ISO事務局でございます。
11月はだいぶ暖かい日が多かったですが12月に入ってから一気に寒くなりましたね。あくびをして唇が切れる季節になりました…ここ数日唇が痛いです。保湿をちゃんとしなきゃと思いつつも保湿グッズが手元にないとうっかり忘れてしまうので、リビングや洗面所等いろんなところにリップクリームとハンドクリームを配置して肌を常に潤わせたいと思います!今年はもう唇が切れないように頑張ります!!

先日お出かけした時に近くで防災体験学習というのがあったので参加してきました。震度7の地震を想定して発生から非難までを体験し、タブレット端末を使いながら非常時に役立つ知識を学ぶというものでした。近年の災害の多さから防災についての知識は耳にする機会は多くなったので対策はできていると思っていましたが、今の私の準備だけでは不十分という事が実際に体験してわかりました。事前に情報を集めて対策するというのはとても大事ですね。
ISO9001、ISO14001ではPDCAサイクルが重要になりますがPDCAがきちんと機能しているか判断するためには製品や環境に関しての知識が必要です。

【PDCAサイクル】
Plan・・・計画
Do・・・実行
Check・・・評価
Act・・・改善

作業工程の計画を立てる場合も、色々な状況を想定して実行することができるものか判断しながら計画を立てなくてはいけませんし、改善点を見つけて対策方法を考えるのも環境や作っている製品についての情報をわかっていないと対応することができません。また、実行する人もなぜこの作業を行うのか理解していないと正しく作業が行えない可能性もあります。PDCAすべての過程で豊富な情報、情報のアップデートは重要になるので今行っている作業について改めて勉強しなおしてみるのはいかがでしょうか。今まで気が付かなかった改善点が見つかるという事があるかもしれません。

トップに
戻る
Live800 Chat Support
Live800Plus Online Chat