2014年7月30日
iso内部監査を行う目的
isoとは国際標準化機構のことであり、工業標準の策定を目的とする国際機関です。日本では1980年代から多くの企業が取り組みを開始、iso9001による品質標準にチャレンジしました。工業標準といっても、面白いことに非工業の産業に属する企業や自治体なども参入しています。
その理由は、仕事のあり方について客観的に「正しい」ことが評価されるという点につきます。iso9001は品質に関する取り組みで、企業内の様々な作業をマニュアル化し、問題点を見つけてはそれを是正して改善を続け、品質に代表される仕事の精度を高めていき、最終的には顧客満足度を向上させるというものです。
iso内部監査の概要
企業では一般に、iso事務局という担当者らによる組織が作られ、isoの認証を受ける前に自主的にiso内部監査を行います。iso 内部監査とは、本番さながらに事務局担当者らが社内の各部署で仕事が正しく行われ、問題点をpdca形式で改善活動をしているか、そしてそれを記録に残しているかなどをチェックします。このようにiso内部監査により社内的に合格点に達していると判断された段階で、本審査を受けることが多いです。
そして事務局が内部監査を可能足らしめるためにも、関係者がisoについて学び、要求される項目についての理解を深めることが肝心で、各種セミナーに参加したりコンサルタントの指導を受けて準備します。iso内部監査はこちら