2020年6月8日

災害にもISOが関係する!「防災ISO」の提案について

こんにちはISO事務局です。

最近は気温が高くなりお出かけしたくなる陽気ですね。緊急事態宣言が解除されてどこに行こうか考えている日々ですが、まだ収束はしていないので気を緩めてはいけないですね。早く旅行とか行きたいと思いながら、テレビで観光スポットの特集を見て行った気分を味わっています。早く気兼ねなく外出できるようになるといいですね!

話は変わりますが、最近頻繁に地震が起きていますが皆様大丈夫でしたでしょうか?地震だけではないですがいろいろな災害が起きていて、防災グッズ等も種類も多くあり販売しているお店も多くなった気がします。
現在、東北大災害科学国際研究所、経済産業省等が連携して、防災に関する製品や技術等について国際ルールとなる「防災ISO」を提案しているというニュースを見ました。
「防災ISO」は地震、津波、水害、土砂等の災害を想定したもので、事前の備えや被災直後の復旧・復興といった災害の局面ごとに必要な対応や設備の基準を設けることで国内の防災力を強化につなげるということを目的としています。2023年の発行を目標に進めていて、地震の揺れを測定する地震計の規格づくりから議論を進めるそうです。
日本では気象庁が高密度、高性能の地震観測網により測定していますが、国によって精度や態勢は異なるので、ISOを定めることで必要な水準での整備を各国に促せるというメリットもあります。他にも衛生面などの基準を満たす避難所の設置を盛り込んだ地域防災計画を、認証対象にする案も出ているそうです。

ISO14001にもある「8.2 緊急事態への準備及び対応」で災害に備えた目標としている企業も多いかと思います。防災ISOが発行されたら目標設定や対策をより良いものにできるかもしれません。
基準を作ることで企業だけでなく私たちも災害に合わせた対策を自分で行うことができるのではないでしょうか。防災グッズを選ぶ時も、何が必要でどんな役割のものが良いかわかりやすくなり、災害から自分の身守る方法を改めて確認することができるのでないかと思います。

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