2021年3月15日

コロナ禍での心身の健康(ISO45001「8.2 緊急事態への準備及び対応)


こんにちは。ISO事務局です。

今年は暖かくて平年より早い桜の開花になるというニュースを見ました。しかし今年も人混みを避けるため花見イベントを中止しているところが多いみたいですね。今年こそはお花見をしようと思っていたのですが残念です。家のベランダから桜が見えたらいいのですが、近所には桜の木がないので自粛中はなかなか春を感じれそうにないです。
いつもはチコちゃんに「ボーっと生きてんじゃねーよ!」と叱られるくらいボーっと歩いているので、外出する時は周りを観察して春を感じながら歩こうと思います!

昨年から新型コロナウイルスの影響で在宅勤務や時差出勤を行っている企業が多いですが、今までと違う環境での仕事となり思ったように業務ができない、外出が少ないので運動不足や人と話す機会が少なくなり気が滅入ってしまう等、心身にストレスが溜まりやすくなっているかと思います。
ISO45001は労働安全衛生パフォーマンスの向上を目的とした規格ですがコロナ禍での働く人の健康についても活用できるかもしれません!

ISO45001では「8.2 緊急事態への準備及び対応」としてプロセスの確立・実施・維持を求められており、マネジメントシステムとして運用することで安全で健康的な職場の提供、働く人の負傷や疾病の予防、労働安全衛生パフォーマンスの継続的な改善を目的としています。緊急事態が起きた時のために事前準備、計画的な対応に関する教育訓練と定期的なテストを行うことで緊急事態の二次災害を予防・緩和することができます。マネジメントシステムを活用することで緊急事態の迅速な対応だけでなく、仕事環境についても改善点を見つけやすくなるので働く人のストレスを減らす事もできるのではないでしょうか。
ISO14001やISO9001と同様にPDCAにより目標設定や継続的な改善を行うため、すでにISOに取り組んでいる企業の方はイメージしやすいかと思いますので、ISO45001で心身の健康について考えてみるのはいかがでしょうか。

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