2013年3月18日

世界で注目されている環境持続性

おはようございます、金澤です。

最近、ようやく早起きが習慣化されつつあるので、非常に充実した日々を過ごしております。
しかし、「新聞を読む」という目標が未達成であるので、まだまだですね。
朝のひと時を、更に充実させるため、精進したいと思います。
さて、最近、環境持続性について、話題になっていますが、僕の愛読雑誌である「Harvard Business Review」の4月号でも、環境持続性についての回でした。そこで、何回か通してその内容について感じたことについて紹介していきたいと思います。

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First Thema「世界で注目されている環境持続性」 

なぜ、企業にとって、僕たちにとって、環境に対する政策が必要不可欠なのか。企業は環境に悪影響をもたらしながら、機能する先進国経済の原動力であるからです。しかし、同時に、環境促進のためのイノベーションを生み出しているのも企業なのです。

企業の方向について、検討する上で、参考になる、経済学の系譜学的対立について紹介します。マルサス主義(抑制論)とソロー主義(推進論)です。マルサス主義の場合、経済活動によって、人口が増加していく過程において、ますます環境は悪化する。だからこそ、企業の生産を抑制するべきだという主張です。

一方、ソロー主義の場合、既存のフレームの中で、イノベーションが生まれ、テクノロジーが発達すれば、様々な環境問題を解決するであろう。そうして、環境の持続性を向上させることができるという主張です。

この二つの理論、「地球を救う2つの理論」と紙面で述べられています。これらは、企業の方向性を決める上で非常に重要な戦略になってきます。一見、ネガティブな理論とポジティブな理論というような解釈に陥ってしまいますが、それは完全なる誤解です。

昨今の、自動車メーカーではECO CAR作りに精を出しているが、こういった戦略はまさに「抑制論」である。一方、マルサス主義が正しければ、大気中の二酸化炭素の割合はまだまだ、危険濃度に達していないはずだし、オゾン層が破壊されることもなかったはずです。

こうして、従来の企業では、両方の理論を取り入れることで、解決しようと試みたが、それは単なる機能不全にしか陥らず、混乱を世界にもたらしただけでした。だからこそ、どちらの理論を戦略的に使っていくかの判断を現代社会に生きる僕たちは求められています。こうした判断の前に、両者の理論が何を保証するのかについて、我々には知っておくべき必要があります。

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ということで、次回は、二つの理論が世界に与える影響について、書き連ねたいと思います。

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